TOEICの受験に向けて勉強している方の中には「リスニングが早くて聞き取れない」「どのような勉強法がよいのかわからない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。私もTOEICを2回受験しましたが、リスニングスコア345点・280点と満足できる結果ではありませんでした。しかし、3回目のTOEIC受験(2026年4月19日)に向けて勉強するうちに、少しずつ英語を聞き取れるようになってきました。今回は英語を聞き取る力をつけるために効果があった勉強法を紹介します。リスニングスキルをつけてTOEICのスコアアップを一緒に目指していきましょう!
英語の語順・フレーズに慣れる
英語を聞き取るためのコツは、日常で英語を聞いたり話したりする時間を増やして、英語の文章の作り方(単語を並べる順番)や日常会話等でよく使われるフレーズを身につけることです。
まず、英語の語順・フレーズに慣れるためには、英語と日本語で異なる部分に慣れる必要があります。その一つとして単語を並べる順番(語順)を身につけることです。
例えば、「私は寿司を食べます。」は英語では「I eat sushi.」です。「I sushi eat.」や「eat I sushi.」は使えず、主語・動詞・目的語の順番で単語を並べます。
日本語には「は・を」などの助詞があるため、適切な助詞をつけることにより「私は食べます、寿司を」「食べます、私は寿司を」の語順でも使えます。
リスニングが聞き取れない方は英語の単語を並べる順番(語順)を意識して取り組んでみてください。英語の語順に慣れてくると自然に英語が聞こえるようになったり、内容が理解できるようになったりします。
また、英語を話す時によく使われるフレーズにも慣れてくるとリスニングしやすくなります。
例えば、「I think that 〜」「It is 形 to do」「There is/are 〜」などです。
次の章では、日本語とは異なる英語の語順やフレーズに慣れるために、私が実践してきたおすすめリスニング勉強法を紹介します。
英語の語順やフレーズに慣れるためのおすすめリスニング勉強法
実際に私が実践して効果を感じた3つの方法を紹介します。
今この記事を読んでいる皆さんは、赤ちゃんの頃からほぼ毎日、日本語を聞いたり話したりするうちに自然と日本語を使えるようになっていると思います。日本語の文法や単語、リスニングの勉強をしてきたからではないはずです。英語をはじめ、様々な言語は日々話したり聞き取ったりすることによって、使えるようになるものです。英語も、日本語と同じく毎日使うから内容を聞き取れるようになっていきます。
下記の3つのポイントを意識しながら日常で英語を使う時間を増やしてみませんか。
ゆっくりスピードで何度も聞く
自分には早いと感じているにも関わらず、最初から英語を通常の速度で聞いていませんか。リスニングする際に大切なのは、自分に無理のない音声速度から始めて、内容が聞き取れるようになってからだんだんとスピードを上げていくことです。私は最初は通常速度の60%から始めて何度も繰り返し聞き、慣れてきたら70%、80%、90%、通常の速度へと上げていきました。
abceedアプリは、TOEIC公式問題集のリスニング問題の音声が聞けますが、通常の50%からスピードの調整ができるため、英語が早くて聞き取れないとお悩みの方はぜひ一度使ってみてください。
シャドーイングで英語を話してみる
日本語とは異なる英語の語順やフレーズに慣れるためには、英語を聞くことはもちろん、自分で英語を話してみることも必要になります。初心者の方には、英語の音声より少し遅れて真似をしながら話す、シャドーイングという方法がおすすめです。最初はゆっくりスピードの音声に合わせて真似をしながら英語を話してみてください。毎日少しずつでも続けていくと、英語の語順やフレーズに徐々に慣れていきます。音声をイヤホンやヘッドホンをつけて聞くとシャドーイングしやすいです。
毎日英語を聞くようにする
旅行や進学、就職などで違う場所で過ごすうちに、その地域の方言や標準語が移ってしまった経験はありませんか。昔住んでいた場所に戻っても、以前の方言を忘れてしまってなかなか思い出せない場合もあります。方言のように英語や日本語などの言語も使わなくなると忘れやすいため、できるだけ毎日英語を使うよう意識することが大事です。
今まで全く英語に触れていなかった方は、週に1〜2日から少しずつでも英語を聞いたり話したりする時間を作ってみてください。そこから、週に3〜4日、4〜5日、毎日へと徐々に増やして、英語の語順やフレーズに慣れることを目指してみましょう!
TOEICリスニングのおすすめ勉強法
これまでは、英語を聞き取れるようになるために、英語を日常から使って、語順やよく使われているフレーズに慣れることの大切さをお伝えしました。ここからは、私の実体験から得た、TOEICリスニングに向けたおすすめ勉強法や問題を解く時のコツを紹介していきます。
TOEICのリスニング問題の形式・内容
まずはTOEICリスニングの問題について解説します。下記のPart1〜4の計100問を約45分間で回答します。
- Part1写真描写問題:写真についての説明文として合っているものをえらぶ
- Part2応答問題:質問文に対して適切な応答をえらぶ
- Part3会話問題:会話を聞いて、その内容に合った回答をえらぶ
- Part4説明文問題:スピーチ等の説明文を聞いて、その内容に合った回答をえらぶ
予め問題の形式や内容を把握しておくことは、テストを受ける際の不安を和らげることにつながります。また、自分が苦手な問題のパターンを知り、重点的に復習することで得点アップを目指せます。
苦手分野を減らす勉強法
次に、私がTOEICに向けた勉強を続ける中で効果を実感した勉強法をお伝えします。それは難しい・わからない・苦手なタイプの問題に集中して取り組み、不得意な分野を一つずつ減らしていく方法です。「TOEICのスコアを上げたい」「もっと英語のリスニングができるようになりたい」という方には、苦手な分野があるはずです。その部分を正しく理解し直すことで、苦手意識が減り、TOEICの問題を解いたり、英語を聞き取ったりすることがより楽になります。
私の場合は、実際のTOEICテストの問題を作っているETSが開発・製作した公式問題集を使って、苦手な問題に集中してアプローチしました。公式問題集のリスニング音声が聞けるabceedアプリには、自分の学習状況に応じて問題にチェックをつけられる機能あります。その機能を使い、難しい・わからない・苦手なところにチェックをつけて繰り返しリスニング音声を聞きました。また、聞き取れない文章のみ携帯のメモアプリに一つずつ書き出して、何度も復習する方法もおすすめです。
自分が苦手に感じている部分に一つずつ向き合い、リスニング力を上げませんか。
TOEICリスニング問題を解くコツ・テクニック
次はTOEICリスニング問題を解く時のコツや気をつけることをお伝えします。TOEICのリスニングテストは100問と問題数も多く、次の問題に音声がどんどん進んでいきます。また、リスニングだけでなくリーディングもあるため、体力・気力を最後まで温存できるよう、効率的に問題を解いていく工夫が必要です。
先に質問文や写真に目を通しておく
質問文や写真を見るのはリスニング音声を聞いた後になっていませんか。予め、質問文や写真に目を通しておくことで、リスニングしながら質問文の答えを見つけたり、写真・図を会話やスピーチの内容を理解するためのヒントとして使ったりできます。効率的に問題を解く方法を見つけることは、スコアアップにもつながります。
質問文のwhen/where/whatなどに着目
何について聞いている質問なのかを正確に読み取ることが大切です。特に質問文に「when(いつ)/where(どこで)/who(誰)/what(何)/why(なぜ)/how(どのように)」がある場合は回答につながる場合が多いため、意識してチェックしてみましょう。
問題のひっかけに気づく
選択肢の中には、発音は似ていても問題の内容とは全く関係のない単語が入っている場合があります。発音が似ているだけで回答を選ぶのではなく、ひっかけだと気づけるようになるとTOEICの問題がより楽に解けるようになります。
まとめ
英語が早くて聞き取れない方がTOEICリスニングの得点アップを目指すために必要な3つポイントを説明してきました。
1.日常で英語を使う時間を増やし、英語の語順やよく使うフレーズを身につける
2.TOEIC公式問題集等の中で自分の苦手な分野に集中的に取り組む
3.TOEICリスニング問題を解く時のコツをつかむ
初めてTOEICを受ける方や、就職、転職などでTOEICのスコアアップを目指す方などはぜひ参考にして、毎日少しずつ取り組んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の投稿も楽しみにしておいてください。
